小学生ニキビ 洗顔方法

洗顔で小学生のにきびは防げる

強すぎる殺菌効果のある石鹸、洗い上がった後のつっぱりが30分以上続く石鹸は、一見、ニキビを改善するように思われますが逆効果です。ニキビで弱った肌に、殺菌作用は自らの免疫力を弱めますし、30分以上もつっぱれば肌は乾燥してしまいます。

 

毛穴に詰まった汚れだけを落とし、低刺激な石鹸がおすすめです。

 

石鹸はアルカリ性であるために、洗い上がりの肌は一時的につっぱります。ニキビの炎症で肌が過剰反応しやすく、アルカリ性で肌への刺激が強いとか、乾燥が気になる方は、弱酸性の洗顔石鹸や保湿成分でツッパリ感を補うものもあります。
手で石鹸を使って泡だてているところ

 

正しい洗顔の注意点や方法

 

洗う回数

石鹸での洗顔は一日二回とし、ベタツキが気になる場合は水での洗浄だけにします。石鹸は、水と油も両方が馴染む性質があります。肌に付着した汚れ、垢や汗、余分な皮脂を同時に取り除きますが、何度も洗うことで、まだ必要な皮膚まで剥がれてしまいます。

 

何度も洗えば清潔感はあるものの、少しづつ剥がれた皮膚は、取り戻せません。

 

手に付着した細菌に注意

屋外で過ごすことの多い小学生の手は細菌だらけ、汚れた手で石鹸を泡だてると洗浄力が落ちます。洗顔前に、まずは手を先に洗っておきます。

 

石鹸の泡の弾力を活用

炎症を起こしたニキビを、洗顔中につぶれることもあります。石鹸の泡は少し多めに作り、手と顔が触れあわないように泡でマッサージするように洗います。

 

洗う順序

皮脂の多い小鼻やTゾーン周辺の脂浮きしやすいところから丁寧に洗い、他の部分は「ざっくり洗う」くらいの気持ちで洗います。洗いすぎることで、肌を守っている角質まではがすことがないように注意します。

 

角質を大切にすることで、適度に水分を保った肌が健康な新しい肌を作られます。

 

ニキビ痕への対応

古くなったにきび痕がはがれたり、炎症を起こして皮膚がむけてしまい、洗顔中にはがれ落ちることがあります。無理に引っ張ることなく、自然にとれるまで待ちます。ボロボロっとはがれ落ちそうな場合は、泡もできるだけつけないようにして、さっと洗い流します。

 

水の温度は人肌

すすぎは手でこするのではなく、お水やお湯の勢いで泡を弾き飛ばしながら、優しく洗い流します。お湯の温度は、手をつけて取りだした時、ひんやりする程度で、決して熱いお湯で行わないこともポイントです。熱いお湯での洗顔は、肌を乾燥させます。

 

すすぎ残しは特に注意

前髪の生え際や、耳の横などの顔の輪郭部分に、石鹸の泡が残っていないように、洗面台の鏡でチェックします。すすぎ残しがあると、残された石鹸がニキビの原因になります。

 

冷水で毛穴を引き締め

特に脂肌が気になる場合は、すすぎを冷水で行うと毛穴が引き締められて、毛穴に皮脂が詰まるのを防げます。乾燥肌の人は冷水での洗顔は、良くありません。

 

タオルでの拭き取り

タオルでの拭き取りの時も、タオルと顔の摩擦を極力小さくするために、ポンポンと軽くタオルを押しあてるようにして、水気をとる方法がおススメです。

 

スキンケアの基本である洗顔方法を身につける

小学生ニキビは、悪いことばかりではありません。小学生でありながら、正しい洗顔方法を身につけようと、取り組んでくれます。

 

成人になり、本格的にスキンケアを行ったりメイクをするようになると、洗顔方法を誤ると肌トラブルを招いてしまいます。毎日の蓄積は恐ろしいもので、洗顔時の刺激が長年になれば、肌負担は相当違ってくるはずです。

 

小学生のニキビ肌も、正しい洗顔方法を続けるだけで改善します。角質を大事にし、健康な肌環境が整うと自然と皮脂詰まりは着実に減少していきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

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