子供のアレルギーは増えている
文明が進みすぎたせいでしょうか?
綺麗に洗浄された野菜が八百屋に並び、清潔な住居環境で頻繁に洗濯を施される衣類。
昨今の子供のアレルギーの増加は、異常な過敏反応で、不潔に対する抵抗力が無くなっているからとも言われています。
と、こんなことを書きだすと、若いお母様は眉をしかめるでしょうが、不潔な環境の戦時中にはアレルギーは少なかったのです。
いずれにしても、子供のアレルギーは増えています。
食べ物、触るもの、空気などで、反応が現れ、アレルゲンとなる物質は個人個人によって異なります。一度、アレルギーを持つと、明確な根治の方法がないだけに、長い時間苦労を強いられます。
アレルギーが特定に季節に限ったものだったり、遠ざけることが可能なものであれば問題はありませんが、ハウスダスト等のように、四六時中アレルゲンと隣り合わせの子どもさんは気の毒です。
アレルギーとニキビが一緒に症状が出たら、ニキビ跡の可能性がある
万が一、アレルギーが顔に出るもので、ニキビなど併発しようものなら、真っ暗になります。
アレルギーの症状が顔に出ると、ニキビは治りにくいと言われています。
痕も残りやすいのです。
アレルギーそのものが、痒みをもったりするので、生んだニキビと一緒に掻きむしってしまうこと起きます。
さらに、アレルギーの治療に使われる、強いステロイド系の塗り薬が刺激になって、ニキビの悪化に繋がる可能性もあります。
アレルギーとニキビのケア
アレルギー体質の方のニキビになったら、まずは、アレルゲンをできるだけ遠ざけることです。
ニキビや発疹、赤みが差した個所の過剰ケアに注意しましょう。アレルギーの専門のお医者様をご存知でしたら、受診してもらうといいですね。
洗顔、食事、腸内環境、睡眠に対するケアを同時に行う必要があります。
洗顔時はできるだけ摩擦を避け、弾力のある泡だけで洗えるものがいいですね。
いつまでも、石けんのヌルつきが残ることなく、さっと泡とヌルつきがとれる石鹸を選んでください。
新陳代謝の良いお子さんです。
洗顔後は何も付けなくても、それほど問題はありません。
浸透力のある化粧水や、保湿効果が高いものを使うとかえって、保湿力を奪い肌荒れを酷くします。
それでも、乾燥が気になる場合は、白色ワセリンを使用します。
体の内側かラのケアに重点を置く
アレルギーは、免疫機能を改善させることで、改善が期待されます。
腸の働きを高めるために、乳酸菌の入ったヨーグルトや発酵食品を積極的に摂るようにします。
甘いものは、腸内環境を悪くしますので、ほどほどにします。
胃腸を悪くすると、自立神経を乱し免疫力を低下させます。
新陳代謝も低下するので、ニキビが治りにくくなってしまうのです。
睡眠不足や疲れ、ストレスなども、免疫力を低下させる低下させる原因の一つです。
子どもと言えども、のびのびと遊ぶ場所と時間が少なくなった今、教育現場にはびこるいじめへの不安もあり、徐々に増えてきています。
家庭の中で減らせるものは、出来るだけなくすように心掛けていきたいものです。