焦ってはいけない!子供ニキビ対策

小学生にきびの原因

小学生にきびの原因

成長期にある子供の肌は、新陳代謝が活発でもあり、皮脂の分泌も多いのが普通です。しかも、小学校高学年から中学迄の思春期は、男女問わず男性ホルモンの働きが活発になります。
男性ホルモンは、皮脂分泌をさらに増やすのです。
ニキビは、毛穴に皮脂が詰まりアクネ菌がとりついて炎症をおこしたために、おきる肌の病気。
皮脂はニキビの元なのです。

 

一般に男子のニキビの方が、数や大きさ共、女性のにきびより酷くなります。小学校高学年からできはじめるニキビは、完全に治すことは難しく、できやすいニキビと上手に付き合っていく気持ちで過ごした方がよさそうです。
(参考記事: 子供ニキビは付き合い方が決め手です。

 

ホルモンのバランスのずれでニキビが・・・

女子は、中学入学前後に初潮が始まり、月経前の黄体期と呼ばれる時期は、男性ホルモンに似た黄体ホルモンの影響で、皮脂分泌が増えます。

 

こうしたホルモンのバランスのズレからおきるニキビに関しては、やむを得ないものと割り切るしかありません。
それより、できたニキビを治すために、多くの薬やサプリメント、スキンケアをつけすぎて、かえって肌の状態を悪くすることがないように、正しいスキンケアを継続していくことが大切なのです。

 

痒みのあるニキビの場合は、つい触って潰してしまったり、早く治そうと焦って洗顔のしすぎで肌を乾燥させてしまいます。肌を奥深く傷つけてしまうのです。肌がまだ柔らかく未成熟なために、ニキビ痕となって大人になっても残ってしまう危険があります。
さらに酷くなると、クレーターと言われる凸凹の肌になり、美容外科で高額な治療をしなければならなくなります。

 

ホルモンのバランス以外に、スナック菓子や、甘いもの、脂っこい物のとり過ぎといった食べ物からも影響を受けます。日々の食事での栄養のバランスに注意し、野菜や繊維質のあるものを多くとるようにしてください。

 

紫外線でもニキビが・・・

大人の女性は、紫外線のことを気にしますが、子供とて同じです。
一日中、太陽のもとですごした後の子供の肌は、外気と紫外線で乾燥しきって、硬くなっています。
野外活動や学校のクラブ活動、野球やサッカーなどのチームに入って活動している子供さんは気をつけてください。

 

肌が乾燥すると、硬く柔軟性がなくなり、皮脂が詰まりやすく、溜まっていくので、健康な状態を保てなくなってしまいます。このようなカサついた肌ははがれやすく、未熟な皮膚が外気に触れ、ドンドン肌環境が悪化していく一方となります。

 

紫外線が年々強くなっていく今、小学生でも保湿クリームが必要になります。これは、単にブームや、お母さんがおしゃれに敏感だからというだけの問題ではありません。
当然、強い紫外線が気になる季節は、日焼け止めクリームの習慣づけた方が良いのです。

 

 

 

 

♪ 外部関連情報
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