子供の肌は弱くて未熟なものだから、化粧品選びは慎重に
20歳以下の子供の身長が、年々伸びることからわかるように、成長段階です。
体が完成されていない状態ならば、皮膚だって未成熟です。
子供が乾燥肌になる理由
未熟な肌は、外部の刺激から守る為の働きも、そう強くありません。
大人の皮膚と異なって、下着の縫い目やタグや、汗でさえも肌荒れの原因になってしまうのです。
皮膚が薄い分、皮脂や水分量も少ない為に、乾燥肌になりやすいのですね。
新陳代謝が高いので、つい乾燥肌なんてありえないと考えがちですが、そうでもないのです。
小学生は屋外で過ごすことも多く、泥だらけになる為に強い石鹸を使う回数も多くなります。
特に昨今の若いママは、細菌やバイ菌を嫌い綺麗好きなために、石鹸で強くこすり洗いをして、必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
肌荒れの始まりです。
プールなどを利用しているお子さんの場合、塩素での肌荒れの心配もあります。
乾燥肌なのに、何故にきびができるのか
こうした洗顔やプールなどでの刺激が、肌ダメージとなって、徐々に蓄積されていくと、乾燥肌になり、バリア機能が弱くなっていきます。肌は自分自身を守るために、過剰に皮脂を分泌させていくのです。
このように、乾燥肌が引き金を引いて分泌される、皮脂は、もともと脂性肌の子供より大量に作られていきます。
肌内部は肌荒れで水分不足が起こりゴワゴワ、肌表面は過剰皮脂でベトベト、さらに毛穴に皮脂が入りだすと、ムズムズし始めていきます。
やがて、毛穴にアクネ菌が入りこむと、ニキビの完成です。
ついつい、細菌のついた手でむず痒いニキビを、触れば、炎症を引き起こします。
ニキビだけを治す薬では、治りにくい
市販のニキビ治療薬を使って、一時的にニキビがとれても、ゴワゴワ感やベトベト感が治らないのは、肌質自身を変えている訳ではないかアです。
ニキビそのものを、ダイレクトに直接攻撃して、やっつけているだけなのですね。
依然として、肌内部の水分は少ないままだし、皮脂が分泌され続けている為です。
この現象を止めるためには、肌を保湿させることです。
肌荒れを起こした、皮膚水分の蒸散を止めるために、薄い膜を貼り、保湿力をあげるケアが大切です。
ここで気をつけるべきことは、皮膚が完成していない子供に、大人が使うような油分たっぷりのスキンケアは避けることは言うまでもありません。
子供ニキビ用に作られた、砂糖を使った保湿剤
実は、子供ニキビで悩んだお母様が、自分の子供の為に、アメリカ渡って単身で5年間の期間を使って開発した、保湿ケア剤があります。
その原料とは、なんと、砂糖だそうです。
やり方、洗顔後の顔に、水で溶かした肌潤糖を馴染ませます。
1〜2分後放置した後、ぬるま湯でさっと洗い流します。すすぎすぎることなく、ヌルつきをのこしすぎることなく、4〜5回位のすすぎでOKなのだそうです。
砂糖なら、未完成の子供の肌に、毎日つけ続けても安心だと思いませんか?