ニキビが乾燥肌にしているし、乾燥肌がニキビを悪化させる
ニキビができるくらいなので、脂性肌と決めつけていたら、意外と肌内部は乾燥している事があります。
保湿ケアが必要な場合
ニキビは、アクネ菌と呼ばれる肌の常在菌が、皮脂を餌に増殖しますが、炎症を起こしてくると肌はダメージを受けます。
肌の周囲を覆っている表皮に刺激が加わると、それまで守られていて肌水分は外気に蒸発していきます。
肌内部が、乾燥し始めるのです。
アクネ菌の炎症が進行すると、肌の奥の真皮層や皮下脂肪にまで刺激が伝わります。
屋外で過ごすことが多い子供は、紫外線の影響でさらに炎症を酷くして、ダメージを与えてしまうのです。
ニキビができているのにカサツキが気になれば、炎症が始まっていると考えて、保湿ケアを加えることも大切です。
また既に、次々にニキビが増え始めていたり、肌の皮が剥けはじめていたら、慌てた方がよいですね。
ニキビが増えても、殺菌作用の強いものは避けた方が良い
ニキビが増えたからといって、殺菌作用の強い塗り薬でアクネ菌を消滅させてしまうのも、乾燥を進行させます。
アクネ菌自体は、肌を乾燥から守るという役割があるからです。
殺菌力の強い薬に頼るより、新しい肌が炎症を起こした肌と入れ替わるケアの方が健康的です。
肌再生を促進させる方法は、保湿力のある肌にすることです。
子供ニキビの保湿剤は、出来るだけシンプルで添加物が入っていないのが良いですね。
肌を作る成分は、成長期なので沢山持っているはずです。
ダメージを受けた表皮の代わりになれば、充分ですよ。
砂糖の保湿力を利用したケア
紹介したい『みんなの肌潤糖 クリア』は、着色料、合成香料、防腐剤を使用していません。
原料は、砂糖です。
砂糖に水分を与えて、肌につけると体温が砂糖を溶かし、肌内部へひきこんでいきます。浸透した砂糖は、吸水・保湿力を持っていますので、肌の外にある水分を引き寄せて溜めこんでくれます。
砂糖は、ジャムの原料になることからも分かるように、殺菌力も持っているんですよ。
みんなの肌潤糖 クリアの使い方
使い方は、簡単です。
顔を水でぬらします。
袋から、スプーン1杯分を取り出し水で溶いた後、顔につけていきます。
砂糖のザラザラが気になったら
砂糖のザラザラが気になるようでしたら、水で溶いた後手で少し温めると、顔につけた時の刺激が和らぎます。
顔につけた時も、直ぐに擦らず、手のひらで顔覆うようにして砂糖を温めてから、まんべんなく塗っていくと、ほとんど刺激を感じません。
洗い上がりは、少し膜を感じましたが、他のクリームを使った時と比べると、かなり楽です。
ニキビのケアは、もともと毛穴を塞がないようにすることが肝心なので、『みんなの肌潤糖』は理想的な保湿剤と言えます。
一つ気になったのは、香りです。
ニキビで気分がうっそうとしている時は、爽やかな香りも良いのかもしれませんが、ハッカのような香りが気になりました。
『みんなの肌潤糖（はだじゅんとう）〜アトケアタイプ〜』
