子供の肌の悩みは、清潔にすることと、保湿すること
肌が弱い子供は、外気の細菌から守る力もないので、痒かったりアレルギーを起こしたりと、原因はニキビだけではありません。
原因が不明だったら先ずは皮膚科へ
ニキビとよく似たマラセチア毛包炎を、発症している可能性だってあります。
マラセチア毛包炎は、皮膚科の医師がちょっと見ただけでも間違えると言うもの、もしやと思ったら、先ずは皮膚科へ受診するべきです。
ニキビとマラセチア毛包炎の特徴の違いとして、大きさがまばらだったらニキビ、均一な大きさならマラセチア毛包炎とされています。
他に、食べ物によるじんましんや肌荒れ、アトピー性皮膚炎などもあります。
体調や季節変動によっても、かゆみや赤みがでることもあります。
保湿で悪化する肌トラブルは、ないはず
いずれにしても、弱い肌を強くするのは体質的なこともあるので、即効で解決はできません。
刺激を避けて、保湿ケアが大切となります。
マラセチア毛包炎であっても、ニキビであっても、乾燥肌によるかゆみであっても、肌が水分が多い事で害をなすことはありません。
潤った肌は、外部の刺激からガードしてくれます。
毎日の入浴時の刺激や、下着を綿100%やシルクにする等、肌に直接触れるものを出来るだけ低刺激にします。
寝具や下着も小まめに取り替えて、汗がついたものを長く身につけないようにします。
子供の柔らかい肌を必要以上に剥がしているのは、入浴時の体を洗うボディソープやシャンプーです。
特に、石油系の界面活性剤入りのものは、皮膚のタンパク質を溶かすタチの悪いものもあります。
殺菌力の強いボディソープは逆効果
背中にニキビがあるからと、殺菌力の強いボディソープを使用するのも逆効果です。
人間の肌には、常在菌といって外部の細菌から守り、肌を保湿してくれる良い細菌も沢山存在しています。殺菌力の強い石鹸は、良い菌と悪い菌を見分けて働くわけではありませんので、一毛打診に消滅させてしまうからです。
最近、ベルメゾンから、浴用洗浄液「ベビーウォッシュ」を出しています。
開発に2年もかけた渾身の作品だと、担当者が言っておりました。