子供ニキビ対策

ニキビができたら、水洗顔だけでは無理です。

水で毛穴に詰まった皮脂をとることができませんが、洗顔料なら取ることができます。それは、洗顔料に脂分を分解する力があるからです。
ただ、必要以上に皮脂をとると、肌トラブルのスイッチを入れるようなものです。

 

天然のクリームと角質取り過ぎていない?

洗顔料の洗浄力と、肌のコンディションとの関係は切っても切れないものがあります。

 

皮脂は悪者のように言われていますが、細菌を遮断したり、肌の水分の蒸発を防いだりする天然クリーム(皮脂膜)の一つなのです。

 

皮脂が取られ過ぎて、肌がカサカサすると、危険を察知した肌が過剰に皮脂を分泌します。
肌を守っている、角質は剥がれてしまっているので、肌の働きは低下しています。
顔に過剰分泌された皮脂は毛穴に入り込み、弱った肌は皮脂を排出させることができずに、詰まらせてニキビの元となります。

 

大人の肌は、肌再生の周期が遅れがちになり、不要な角質が溜まって剥がれ落ちなくなります。
溜まった角質で肌は厚くなり、さらに肌再生を遅らせてしまいます。肌再生を促進させるために、角質をフルーツ酸などで溶かしてしまう石鹸もあります。
代謝の良い、子供の肌にこのような働きは不要ですし、成長しきれていない肌にやってはいけません。

 

皮脂膜(天然のクリーム)も角質も取り過ぎることなく、ニキビの原因となる皮脂だけをとってくれる洗顔料が理想的なのです。

 

石油系合成界面活性剤入りのものは避けよう

肌に優しいと言われている、洗顔料の成分をみてみると石油系の合成界面剤入りのものがあります。
石油系のものが全て悪いわけではありませんが、悪い成分と良い成分を見分けるのは、素人には難しいために、石油系合成界面剤を悪者にします。

 

合成界面活性剤の中には、皮脂膜(天然のクリーム)を溶かし、皮膚のタンパク質を破壊してしまう、恐ろしい害を持っているものもあります。体が成長途中にある子供の肌に、石油系の合成界面活性剤は危険です。

 

子供用の洗顔料を選ぶ時の基準は、余計なものがあまり含まれていない無添加のもので、成長段階にあり完成していない柔らかい肌に、刺激を与えないものが大前提なのです。

 

 

 

♪外部関連情報
子どもの吹き出物やにきびは、優しく低刺激なものを選びたいものです。

 

 

 

 

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